リフォームは時期によって価格が変わる?安い時期は?
リフォームは良い住環境を保つために非常に大切です。しかし、いくら住環境を良好に保つとは言え、簡単に出来る物ではありません。リフォームには大きなコストが発生するからです。
ところで、リフォームは価格が安い時期があるのはご存知でしょうか。実は時期さえ選べば費用は安い値段で済むのです。
ここではリフォームが安い時期や理由、そしてコストを下げるコツなどを紹介します。
安い時期は1月/2月/6月/7月
さて、結論から言うならば安い時期は1月/2月/6月/7月です。ここでは価格の安い背景について解説します。
なぜこの時期が安いのか
これらの時期は、実は住宅設備メーカーのモデルチェンジの時期に被ります。この時期は旧製品を販売したがるために各社は値段を下げるのです。
また、この時期は業界としても閑散期です。繁忙期では下がりにくかった価格も下がります。
無理に時期を合わせる必要はない
さて、価格を安く済ませるために時期を合わせることは確かに大切ではありますが、無理に合わせる必要がない場合もあります。と言うのはケースにもよりますが、会社によってもコストダウンの得意なところがあるからです。
特に住宅資材は発注量によって販売価格に差が付きます。そして、大量発注はどこの会社でも可能な訳では無く、基礎的な体力があり、メーカーとコネクションが強いところになるのです。
ですから、時期を選ぶだけでなく、業者の情報にも注意することが必要です。安い値段で済ませるためにも、情報収集を忘れない様にしましょう。
どのくらい安くなるかは交渉次第
どのくらい安い値段で済むかはケースバイケースです。交渉次第で決まります。
ただし、闇雲に値引き要求をするのでは無く、設置する設備のグレードを下げたり、旧仕様で妥協するなりの条件を飲む必要があります。
繁忙期を避けるメリット
先に、安い時期は閑散期に当たることを述べましたが、実は繁忙期を避けて閑散期を狙うことは、他にもメリットがあります。
スケジュールが立てやすい
まず挙げられるのが、工事のスケジュールを立てやすい点です。
繁忙期に工事を頼むと、どうしても会社としても仕事が混んでしまい、スケジュールが立てにくくなってしまいます。しかし、閑散期はリフォーム会社としても人員に余裕が出るので、スケジュールが組みやすいのです。
トラブルが少ない
トラブルが少ないのもメリットです。と言うのも、閑散期は人員と資材調達に余裕が出来るからです。人員に余裕が出来ると時間にも余裕を持つことが出来ますし、資材のやりくりも容易になります。
工事は部品が足りないと遅れに繫がり、トラブルの元ともなります。しかし、余裕があると、そのリスクも低下してトラブルも抑えられるのです。
リフォーム工事を安くすませるコツ
リフォームを安い値段で済ませるのにはコツがあります。どの様な点に注意すべきなのでしょうか。
最新の素材は避ける
まず挙げられるのが、最新の素材は避ける点です。
最新の物は確かに性能としても良い物があったり、デザインとしても流行に乗っていることでしょう。しかし、資材メーカーとしても最新の製品が値引きをしたがらず、リフォーム会社もコストダウンに応じ難いです。
しかし、最新の物を避ければ、メーカーサイドとしても売りたがりますので、コストダウンのチャンスも増えます。そうするとリフォーム会社としても資材調達がしやすくなり、コストを下げやすくなるのです。
1箇所だけでなく、まとめてリフォームする
工事をする側としても、大きな金額で受注出来れば利益を確保することに繫がり、価格を下げやすくなります。そのため、1箇所のリフォームでは無く、まとめてリフォームをする方がコスト的にメリットが多くなるのです。
例えば、水回りのリフォームであれば、トイレを単体で変えるよりもキッチンなども併せて変える方が、単体レベルで考えた場合、コストが抑えられるのです。
最低3社は見積もりをしてもらう
先にも挙げましたが、会社によっても価格差が発生します。そして、その様な会社を引き当てることが出来れば、安い値段で上げやすくなります。
ですから、見積もりを取る際には複数の会社から取る方がベターです。最低でも3社は見積もりをしてもらいましょう。